自動運転自動車と名古屋インバウンドの関係

「北海道や大阪は外国人観光客へのサービス接客の態度がいいね」

ある中国人の友人曰く、名古屋では自分たち中国人または外国人旅行者に対する接客態度を
冷たく感じることが多いようです。
これに関して、恐らく名古屋では外国人観光客に対する意識や温度が高くないことが原因だと感じます。

その主な理由として名古屋の経済はトヨタ自動車に代表される自動車関連産業で潤っていて
インバウンドに対する必要性が高くないからです。
もともと保守的な土地柄な為、外国人に対して不慣れなことも原因の一つだと思われます。

「日本で税金を一番納めている市は名古屋」
「トヨタさんの影響は大きい」
と、名古屋市長も申しています。

ただ、今後はそうも言っていられないかもしれません。
それはAIの発達による自動運転技術と電気自動車の普及で、自動車業界の激変が迫っているからです。
その理由について説明いたします。

●自動運転化されるとどうなるのか?

現在自動車の稼働時率はたったの4.2%です。
つまり残りの95.8%は「動いていません」。
自動運転になれば運転者が使わない時間も稼働が可能だからシェアリング(他者と共有)され、無駄なく使用が出来る。
車の維持費は劇的に削減でき、所有する必要もないので駐車場も要らない。
極端な計算ですが、車の稼働率を100%に出来れば世の中の車台数を1/20にすることが出来きるのです。

⇒車が売れなくなる

 

●電気自動車化されるとどうなるのか?

非常に多くの部品を要するエンジンが不要になるため、
自動車は従来の部品数3万点から1万点ほどになります。
つまりそれらの部品を製造している無数の製造業者さんの仕事が無くなります。

⇒メーカー下請け部品製造業が激減

上記2つの発達は自動車産業を経済の柱にしている中部圏に深刻な影響を与えます。
(大きく言えば日本経済全体にも)
そこで次なる成長産業として期待大なのが今流行りのインバウンドなのです。
名古屋・中部圏のインバウンド事業は今まで以上に力を入れる必要があるのです。
サービス業の店員さん向け教育による接客態度改善や、多言語標識普及など。

自動車の自動化や電気化が進めばこれらインバンド関連はこの地域で更に発展するはずです。
伸びしろは非常に大きく、観光客にもっと楽しんでもらえる名古屋・愛知の発展を期待しています。